外壁塗装をしないと下地が傷むってホント?
- 2025.06.20
外壁は常に外の環境にさらされています。
雨風、紫外線、温度変化など、さまざまな影響を与えています。
外壁塗装にはいくつかの役割があります。
例えば、防水機能や、紫外線を反射することで壁の劣化を防ぐ遮熱機能。
もし塗装をしない、または塗装が劣化したまま放置してしまうと、これらの保護機能が失われ、外壁自体が直接ダメージを受けることになります。
具体的には、塗装が劣化してくると、雨水や湿気が壁の内部に浸透しやすくなります。
この湿気が外壁の下地にまで達すると、下地に使われている木材や鉄筋が腐ったり、錆びたりする原因になります。
例えば、木造の家で外壁が保護されていないと、湿気が木材に浸透して腐敗が進行することに。
これは、最終的に家の構造に影響を与えかねません。
ちなみに、「うちは木造住宅じゃなくて鉄骨住宅なので大丈夫」と思っている方も油断してはいけません。
鉄筋コンクリートの家でも、湿気が鉄筋に浸透することでサビが発生し、そのサビが広がることで構造的な強度が低下することがあります。
一度傷んでしまった下地を修復するのは、塗装を施すよりも高額で手間がかかる場合がほとんどです。
そのため、外壁塗装は「見た目を良くするためだけのもの」と考えるのではなく、家を守るためにるのではなく、家を守るために必要なことと考えておきましょう。